前々から余呉湖へ行きたかった。
いつも余呉湖を想像する時、雪深い余呉湖を想い浮かべてしまう。ちょうど行きたくなる頃が寒い季節になるということだろう。どうしてもカモ料理と深雪とが余呉湖と結びついてしまう。
電車の嫌いな私の足はいつも車だ。それでとうとう今まで行かなかった。雪が怖くて行けなかった。
また、寒くなってきた。今年は特に寒い。そろそろ雪が降り始めるのじゃないな〜。しかし、11月28日は晴れ間があるということで、名神高速、北陸道をで木乃本へ走った。
北国街道の通りにある古い木乃本の町並みの散策も魅力的だけど、早く十一面観音のお顔を拝みたくて、木乃本インターを降り、少し戻って高月にある渡岸寺観音堂の十一面観世菩薩の拝観を最初にすることにした。
感動した。例えようもなく美しかった。今日は、もうこれで十分だと思った。
結局、今日の行程は、木乃本町を散策することなく、国宝の十一面観音の渡岸寺(向源寺)を始まりに、乙高山・石道寺→鶏足寺(旧飯福寺)、そして、鶏足寺の十一面観音像などが収めれれている己高閣・世代閣へ行くのを止めて石道へ引き返した。
高月には広々とした北近江リゾート施設 があり、大きな温泉とお洒落なレストランがあるので寄った。
アナゴとエビの天丼が旨かった。
時間の関係で、楽しみの木乃本は今度にして、長浜へ行くことにした。
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